Strings Of Devotions
2014年2月9日日曜日
価値を判断することは
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全聾の天才作曲家と謳われた佐村河内守氏のほぼ全作品が、実のところは新垣隆という別の作曲家の作品であったというニュースが世間を賑わせている頃、 私は指揮者小澤征爾と作曲家武満徹の1984年に発行された対談集、「音楽」を読んでいた。 小澤氏は対談の中でこう述べている。 「...
2014年1月31日金曜日
アミナ・クローディン・マイヤーズ
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気鋭のドラマー作曲家のタイショーン・ソーリーがアミナ・クローディン・マイヤーズに対話形式でインタビューするというなんだか凄いイベントに参加した。 アミナ・クローディン・マイヤーズの音楽を知ったのは本当にここ何年かのことで、 十分に彼女の音楽性を熟知しているとはとても言いき...
2014年1月26日日曜日
巫女と遊び
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一、申楽、神代の始まりといふは、 天照大神、天の岩戸に籠り給ひし時、 天下常闇になりしに、八百萬の神達、天の香具山に集まり、 大神の御心をとらんとて、神楽を奏し、細男を初め給ふ。 中にも、天の 鈿女の尊、進み出で給ひて、榊の枝に幣を附けて、 聲を挙げ、火処...
2014年1月22日水曜日
セシル・テイラーとメアリー・ルー・ウィリアムス
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メアリー・ルー・ウィリアムスとセシル・テイラーが共演したライブ録音、Embracedというアルバムについて少し感想を書きたいと思う。 メアリー・ルー・ウィリアムスには私は多大な影響を受けているのだけれど、 それは当時本当に数えるほどしかいなかった女性ミュージシャンとして数...
2013年11月2日土曜日
ジャズは幻想であるか
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村上春樹と小澤征爾の対談本、「小澤征爾さんと、音楽について話をする」を読んでいる。 その中で、マーラーの音楽について二人が話をする場面で出てくる会話において、 小澤氏はこう述べている。 「…日本人、東洋人には、独自の哀しみの感情があります。それはユダヤ人の哀しみとも、ヨ...
2013年10月14日月曜日
その音を聞いて、人はなにを思い起こすか?
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その音を聞いて、人はなにを思い起こすか? その技術に感激するのか。 では技術とは何か。 数学的であることか。より複雑であることか。 その音を心地よいと感じるのか。 では心地よさを求める自分とは何か。 心地よさそのものとは何か。 その音を心地悪いと感じるのか。 で...
2013年10月1日火曜日
桃山晴衣とその素晴らしき世界
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この頃は、桃山晴衣というひとの音楽を聞いている。 三味線を弾きながら唄をうたう彼女の音楽からは、古謡という枠組みに縛られないラディカルさ、自由さ、そして拡がりを感じる。 民謡や演歌を聞く層も限られて、大衆受けのする商業音楽が流行る最中、日本に古くからある音楽を模...
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