Strings Of Devotions

2013年11月2日土曜日

ジャズは幻想であるか

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村上春樹と小澤征爾の対談本、「小澤征爾さんと、音楽について話をする」を読んでいる。 その中で、マーラーの音楽について二人が話をする場面で出てくる会話において、 小澤氏はこう述べている。 「…日本人、東洋人には、独自の哀しみの感情があります。それはユダヤ人の哀しみとも、ヨ...
2013年10月14日月曜日

その音を聞いて、人はなにを思い起こすか?

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その音を聞いて、人はなにを思い起こすか? その技術に感激するのか。 では技術とは何か。 数学的であることか。より複雑であることか。 その音を心地よいと感じるのか。 では心地よさを求める自分とは何か。 心地よさそのものとは何か。 その音を心地悪いと感じるのか。 で...
2013年10月1日火曜日

桃山晴衣とその素晴らしき世界

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この頃は、桃山晴衣というひとの音楽を聞いている。 三味線を弾きながら唄をうたう彼女の音楽からは、古謡という枠組みに縛られないラディカルさ、自由さ、そして拡がりを感じる。 民謡や演歌を聞く層も限られて、大衆受けのする商業音楽が流行る最中、日本に古くからある音楽を模...
2013年4月13日土曜日

ディアスポラ的な洗練

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先日書いた記事で、「ディアスポラ的な洗練」という表現をした。 ********************************** ある集団の属する文化、社会の持つ性格は、 その集団が生活している大陸という土地の持つエネルギーに精神的な影響を受けるだろう。  土着的...
2013年3月28日木曜日

ブルースの心理

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今回のコンサートでは、日本の唄を題材にしてフリーの即興をするという試みをした。 私はもともと音楽を勉強しに渡米し、アメリカの音楽を聴き、そのアメリカの音楽をアカデミックに分析した 観点からの音楽教育を受けた。 必死にジャズまたはアメリカ音楽というものを理解しようと切磋琢磨し...
2013年3月20日水曜日

リチャード・プライヤーとボールドウィン

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「リチャード・プライヤーは、悲劇と喜劇の間に可能な限り薄い線を描いた。」 ビル・コズビーはリチャード・プライヤーについてこう語ったといわれている。 最近になって初めて、1977年にNBCで放送され、たったの4シリーズで幻のように終わってしまったリチャード・プライヤー・...
2012年10月23日火曜日

ローランド・カークとアルバート・アイラー

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ローランド・カークの If I Loved Youを聞いていた。 この人は、なんて直接的な感情を込めて演奏したんだろう。 とてもエモーショナルなのに、オープンで、フリーで、広がっていく、柔軟な音。 変幻自在な音楽のエネルギーの扱い方をマスターした人の演奏だ。 その手法...
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蓮見令麻 Copyright © 2014 Rema Hasumi ニューヨーク、ブルックリン在住。 ピアニスト、ヴォーカリスト、即興演奏家、ライター。 フリージャズ、インプロビゼーションを主に、 音楽家の視点から、音楽について書いていきたいと思います。 remahasumi [at] gmail.com
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