2011年5月12日木曜日

my blue print

ずっと ずっと
何度も 何度も
試行錯誤して
考え続けてること。
本当に、ずっと考えている。

どの表現方法を自分は選ぶか。

今年に入ってから、フリーの即興演奏を始めたこともあって、
あまり弾いていなかったスタンダードジャズの演奏を今日してみたら、意外に気持ちが良かった。

だけど、やっぱり自分に合っている奏法、自分が一番臆する事無く表現できる方法は、フォームのない即興演奏だと、思う。きっと。

アメリカの音楽を勉強してきて、その文化、歴史を尊敬し、愛してはいるけれど、
私は決して、その真似事がしたいわけではない。

多分、私にとって、音楽を弾く至高の(そして無意識の)目的は、感情の、深みのある側面を思い切り音楽という媒体を通して表現することだ。。。

だから、音楽を、商業的に捉えることはもしかしたら一生できないかもしれない。
職業音楽家としては駄目なのかもしれない。
多分、悩んでる、焦る、といつも思ってはいるけれど、
やりたいことは奥底ではわかっている。
人間の感情の、様々なレベルの立体感を、表すこと。
いわばシャーマニズム。


ということを、自分の演奏の音源を聞きながら書いた。
何かが生まれつつある。
卵をあたためている親鳥の気分。

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